投資

固定費を削減しよう!実質年収アップ!

こんにちは!こんばんは!みみかきです。

さて、今回は固定費の削減をテーマにお話しします。

家計の固定費は「何に」「いくら」かかっているか把握していますか?

把握していないと、無駄なお金を支払っているだけでなく、生活を苦しくしているかも知れません。

家計簿をつけて、見える化することで、固定費を把握し、支出を減らすことができるようになります。

固定費はその名の通り「必ずかかる固定の費用」です。

この固定費を削減することは、家計改善への第一歩です。

支出を下げることで、実質的な年収アップになりますから、固定費の削減は生活にゆとりをもたらします。

月3万円節約できれば、使えるお金が年間36万円増えるので、実質的な年収アップと同じことですね。

固定費削減の具体案

さて、固定費をどのように削減すればいいのか具合例を交えて、解説していきます。

固定費を削減しても、サービス内容には出来るだけ満足できる内容になればと思っています。

項目削減案
家賃築古・相場が安い地域
実家暮らし
マイホーム中古戸建orマンション
住宅ローン変動金利
電気・ガスどこでもOK
スマホ使う通信量で決める
ネット回線テザリングで良いなら不要
自動車保険ネット型
車両保険の見直し
生命保険など明確な加入理由があるか
掛け捨て型
貯蓄と保険は分ける

これらの固定費をすべて実施できれば、数万円の固定費が削減できます。

家賃

支出で最も占める割合が大きいのか家賃です。

月々の支払いは手取りの30%を目安と言われていますが、20%以内を目指したいです。

手取り20万円で20%なら家賃4万円、30%なら家賃6万円です。

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差額2万円ですから、だいぶ大きいと思いませんか?

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もし、ご実家で過ごせるなら出来るだけお世話になった方がお金は貯まります。

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若い時、強がらずに実家で暮らしておけばよかったと少し後悔してます…

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親に少しお金を渡す必要があると思いますが、それでも部屋を借りるより安いのは、間違いありません。

実家に住めないのであれば、家賃相場が安い地域かつ築年数が古い部屋が安くてよいでしょう。

築古物件の目安ですが、建物の耐震基準が大きく変わった1981年(昭和56年)6月1日以降の物件が安心です。

昭和60年〜平成初期の物件であれば、問題ないでしょう。

家賃相場は、地域である程度決まっていますので、不動産ポータルサイトなどで調べてから部屋探しをしましょう。

全国の家賃相場・賃料相場情報

SUUMOの家賃相場
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通勤で使う路線毎に表示できるので、結構便利ですね。

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マイホーム

住宅も賃貸同様に支出に占める割合が大きいですよね。

住宅を購入することは、定住すること前提にしていると思いますので、賃貸の相場が安い地域から選ぶ考え方は外しています。

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住みたいと思った場所に家を買おう!

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とは言っても、月々の支払いはやっぱり抑えたい!

そこで、おすすめするのが「中古住宅」です。

私は築20年超、大手ハウスメーカーの中古戸建を購入しました。

中古住宅のメリット

  • 売主の住民が価格を決めるため、安く出ている場合がある。
  • 値引交渉ができる。
  • 建物価格が圧倒的に安い!

売買を仲介する不動産屋が間に入り、売れる価格を提案されますが、決めるのは売主です。

また、価格交渉も仲介が入るので気軽ですし、売主も交渉に応じる可能性が結構高いです。

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不動産は流動制が低く、売買機会は少ないので、心理的に売主は売ろうか少なくとも悩むはずです。

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中古なので建物価格が圧倒的に安いです。

新築をハウスメーカーで建てた場合、最低でも土地30坪なら3,000万円以上は必要です。

ところが、築20年以上になると建物価格は、ほぼ0になると言われています。

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私が購入した築20年超の戸建ての建物価格は約500万円でした。

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価値は下がっても、十分住むことは可能し、数百万円でリフォームすれば、新築同様にすることも可能です。

リフォーム込みでも中古のほうが圧倒的に安いです。

他に立地が良ければ新築、中古問わずマンションでも良いです。

住宅の購入条件で上位に入る駅近にしたいなら、マンションがおすすめ。

好立地の土地は業者が購入して建てるため、個人ではなかなか見つけにくいし、戸建にすると割高です。

ほんとにいい土地は値が下がりにくく、逆に上昇しやすいですし、インフレになれば尚更です。

住宅ローン

住宅を購入する際に利用する住宅ローンには必ず金利が発生します。

その金利には大きく分けて変動金利、固定金利の2種類あります。

長所、短所まとめてみました。

長所短所
変動金利金利が低い金利変動あり
金利変動リスク
固定金利金利変動なし
支払額ずっと同じ
金利が高い
  • 毎月の支払を抑えたい:変動金利
  • 金利変動するリスクを負いたくない場合:固定金利
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固定金利は金利が高い代わりに変動のリスクを銀行が負っています。

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現在のメガバンクの変動金利と固定金利の差は約1.4%あります。(三菱UFJ銀行2024年3月)

3,000万円を35年ローンで借りた場合、変動金利の方が約20,000円安くなりますが、金利変動リスクを伴います。

住宅保証機構「返済プランの比較」
借入3,000万円 期間35年
プランA:変動金利0.345%
プランB:変動金利1.780%
(三菱UFJ銀行2024年3月)

インフレする環境下では、金利を上げるのが常ですが、2022年に世界が利上げしても、日本は利上げできない現状を見ると、変動金利でも問題ないのかなと思ってしまいます。

ですが、固定金利の返済額になっても問題ない余裕をもった借入額にするようにしましょう。

電気・ガス

電力・ガス自由化になり、事業者を選べるようになりました。

品質は既存の供給網を借りて運用していますから、変更しても従来と全く変わりません。

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支払先が変わるだけです。

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節約効果について、大きな節約は見込めませんが変更しておいて損もありません。

年間で数千円〜1万円の節約になります。

電気とガス同じ事業者で契約すると割引サービスなんてものもあります。

切替の手間はなく、選んだ申込フォームに入力するだけで、切替先の事業者が全てやってくれます。

「電力会社 比較」などで検索、シミュレーションして、安い事業者に切替を検討してみてください。

そして、切り替えにあたり1つ注意点があります。

市場連動型を選ばないこと。

市場連動型とは、電気やガス価格が市場価格に連動するプランのこと。

東京電力などの大手電力会社は、1kW/hあたり○○円と固定料金になっています。

しかし、市場連動型になると、電力やガスは市場で常に取引されており、価格が変動して、冬や夏など需要が多い時には価格が急騰しやすく料金も跳ね上がる場合があります。

「電気代が5倍に」SNSで悲鳴も 契約しっかり確認を

スマホ

スマホプランは自分に合うプランに見直してみましょう。

見直すことで月1,000円台に抑えることが可能です。

料金の見直し方法を解説します。

  • ネットの頻度
  • 電話の頻度

この2つで料金が変わり、少ないほど安くなります。

ネットの頻度は通信容量により、値段が異なります。

通信容量と料金の目安です。すべてのプランで当てはまるわけではありません。

通信容量料金目安使用頻度
3GB未満1,000円外でほとんど使わない
自宅に固定回線がある
10GB未満2,000円通勤時間30分程度の間に利用
自宅に固定回線がある
20GB未満3,000円通勤時間1時間以上、動画もたまに見る。
自宅に固定回線がある
20GB以上5,000円ネットも動画もたくさん見る。
自宅に固定回線がない

どの使用頻度に該当しますか?

いつもの行動を思い出してみましょう。

さて、通話についてですが、電話はしていますか?

連絡手段はLINEが多いならほとんど電話していないですよね。

電話料金は基本オプション扱いです。

ほとんど電話をしないなら、プランはあまり気にせず使った分だけ支払った方が合理的だと思います。

参考までにある1ヶ月の私の使用頻度を記載します。

通信量17GB/1日平均0.6GB
通勤時間1.5時間
固定回線自宅に光回線/wifiあり
使用頻度通勤中は常にスマホ操作
動画はほぼ自宅
週1テザリングで動画視聴
電話家族内のみ
契約楽天モバイル
月2,181円税込

楽天モバイルならネット回線も電話も使い放題なので、気に入って使っています。

繋がりにくさも生活範囲ではほとんどありません。

インターネット固定回線

このインターネット回線は、光回線などの自宅だけで利用できる固定回線を言います。

結論を言うと、こんな方はネット固定回線は不要です。

  • 一人暮らしの方
  • ウェブサイトが見れれば十分
  • ネット接続端末が少ない

必要なければ、毎月5,000円=実質年収6万円アップ!

パソコンを使いたい場合でも、スマホのテザリングで十分でしょう。

固定回線は結構贅沢なので、テザリングでストレス感じなければ、契約する必要もありません。

楽天モバイルなら容量無制限で3,278円と格安なので、通信エリア・通信速度が問題なければ試してみる価値あると思います。

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自宅の固定回線を楽天モバイルにしようと試してみましたが、自宅だと通信速度が下がってしまい、断念しました。

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自動車任意保険

次は自動車の任意保険についてです。

車を所有する限り、加入は必須です。

万が一人身事故をしてしまった時には、場合によっては破滅的な損害賠償を請求されます。

自賠責保険では最大3,000万円しか保証できないので、もし、賠償額が億単位の場合、普通のサラリーマンでは支払不可能だと思います。

保険は「ネット保険」がおすすめです。

保険内容は「車両保険」を見直してみましょう。

ネット型保険はネット割引が適用されるなど、代理店型に比べて安い傾向にあります。

現在車を購入と一緒に任意保険を契約した場合は、ネット保険の見積をとって現在の保険料と比較してみてください。

事故後のサービスは代理店型と変わりませんから、安い場合はネット型保険への切り替えを検討してみましょう。

自動車保険で高くなる要素の一つである車両保険をもう一度見直してみてください。

同様に新車時の保険内容のままだったりしていませんか。

仮に事故で全損した場合の補償額は車の評価額で決まるため、購入時の価格が補償されるわけではありません。

年々評価額は下がっていきますから、年式が古い車の場合は損になる可能性があります。

「最近、高額な車を購入した」「ローンの支払い期間がまだ浅い」など、破損した後の残りが大きくない限りは、車両保険を一度見直してみましょう。

生命保険、医療保険など

ここ保険については、私個人の考え方として、参考まで見てください。

入ると金銭面で安心できる保険ですが、月々の費用の重くのしかかってくるので、加入に明確な理由がある保険のみに入りましょう。

私は「掛け捨て型の生命保険」にのみ加入しています。

家族持ちなので、万が一に備えて大きなお金を残す目的で加入しました。

少ない支払いで大きな受取が出来ます。

個人的には、医療保険やがん保険、貯蓄型保険は不要だと考えています。

生命保険以外の医療保険やがん保険、貯蓄型保険を不要と考える理由は2つあります。

  • 支払った保険料以上の保険金はもらえない。
  • 貯蓄や資産を切り崩せば支払いが可能。
  • 投資と保険は分けて考えるべき。見えない経費いっぱい。

まず1つ目の理由(支払った保険料以上の保険金はもらえない。)ですが、そもそも保険の仕組みをお話ししますと、万が一に支払われる保険金は加入者の保険料から支払われています。

言い方が悪いかもしれませんが、加入者全員が病気になり、保険金が支払われると保険会社がつぶれてしまいます。

毎月支払う保険料より万が一の保険金が大きかったら、保険会社は儲かりませんよね。

ほとんどの方が保険を使わないで満期を迎えてしまいます。

保険料を支払うくらいなら、そのお金を貯めたほうが合理的と考えています。

2つ目の理由(貯蓄や資産を切り崩せば支払いが可能)ですが、国の医療保険はとても優秀です。

大部分はこの医療保険で済んでしまうと思っています。

医療費用自己負担30%

高額医療費制度

例えばがんを患った場合、最も高い食道がんでは、5年間の医療費は567.7万円で、単純に自己負担3割と考えれば約170万円です。

5年間の平均医療費が最も高いのは食道がん、次いで大腸がん、肝胆膵がんであった(乳がん
250.5万円、肺がん374.0万円、肝胆巣膵がん447.3万円、胃がん243.7万円、大腸がん483.8万円、
膀胱がん192.9万円、前立腺がん196.1万円、子宮がん183.3万円、食道がん567.7万円)。

がんによる生涯医療費の推計と社会的経済的負担に関する研究

私も以前、喉の腫れで1週間入院しましたが、高額医療費制度を適用し、全て込みで8万円支払いでした。

最後は貯蓄型の保険はいりません!

返済率を見ると他の保険商品に比べると高く見えて魅力的に映るでしょう。

しかし、保険料の内訳がわかりません。

保険は万が一の備え

貯蓄は将来の資産形成

別々にして考えるべきだと思います。

わざわざ一緒にする理由が私にはわかりません。

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保険加入は考え方次第なので、正解はもちろんありません。

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まとめ

今回は固定費の節約について、解説しました。

固定費を削減することで、実質年収アップになります。

  • 家賃は、相場の安い地域に住む。
  • マイホームは、中古を購入して、気になる個所をリフォーム。
  • 住宅ローンは、今の日本なら変動金利でもよさそう。
  • 電気・ガスは、市場連動型プランだけ気を付ける。
  • スマホは、自分の通信容量にあったプランを選ぶ。
  • ネット回線は、テザリングで済むなら不要。
  • 自動車保険は、加入は必須で車両保険を見直す。
  • 生命保険などは、理由を明確にしてから加入する。

最後までお読みいただきありがとうございました。