こんにちは!こんばんは!みみかきです。@mimikaki256
トラリピやトライオートFXなどのFX自動売買およびトライオートETFのビルダーで作成した設定の運用資金をシミュレーションできるシートを作成しました。
このシミュレーションで出来ることは…
運用資金の確認
自動売買で資産運用するとはロスカットされない資産管理が大切だと考えています。
そのため、運用する自動売買設定がどのくらいの資金が必要なのか把握しておく必要があるため、本ツールを作成しました。
ここでは使い方を解説します。
運用資金シミュレーションツールの使い方
マイクロソフトのエクセルで作成しました。
まずは以下のボタンから運用資金シミュレーションツールをダウンロードしてください。
エクセルファイルにFX、ETF自動売買がシート別に入っています。
FX、ETFそれぞれサンプルを用意しました。
- ユーロポンド(買・売)
- 豪ドルNZドル(買・売)
- クロス円(ドル円)(買・売)
- トライオートETF(TQQQ)(買)
他の通貨でも利用可能なので、ご自身で数字を入れてみてどのくらいの運用資金が必要なのかをシミュレーションしてみてください。
それでは使い方について説明します。
FX自動売買
エクセルを開くと下図の表が出てきます。
背景が緑色のセルだけ編集してください。
緑色以外のセルは計算式が含まれているため、編集すると計算式が崩れてしまいうため注意してください。
編集可能な項目
- クロス円(ここではNZドル円)
- レンジ上限
- レンジ下限
- ロスカットレート
- トラップ間隔
- 通貨量
- 利益計算(利益幅)
◎クロス円(ここではNZドル円)
決済通貨の円換算を入力してください。
豪ドルNZドルの場合、決済通貨は「NZドル」です。
そのためNZドル円(80~90円)を入力します。
他の通貨の場合はその決済通貨を入力してください。
ちなみに、円換算を高めに設定すると運用資金は大きくなりますが、決済通貨が高騰した時に運用資金が不足することを防ぐことができます。
また、クロス円の自動売買をする場合はクロス円のシートを使ってください。
決済通貨は円なのでこの項目はありません。
◎レンジ上限・レンジ下限
運用するレンジ幅の範囲を入力してください。
◎ロスカットレート
- 買いシートの場合:レンジ下限より小さく入力
- 売りシートの場合:レンジ上限より大きく入力
ロスカットレートをレンジから離すほど運用資金は多くなります。
◎トラップ間隔
レンジ内に仕掛ける間隔の数を入力してください。
1本目と2本目、2本目と3本目…それぞれのトラップ幅を決めるのに使っています。
また、トラップ本数は入力した数字に+1されます。
運用資金を見ながら、本数を変更させてください。
◎通貨量
1本あたりの注文通貨量を入力してください。
各社の最低注文通貨量
- トラリピやトライオートFX:1,000通貨
- マネーパートナーズFX:10,000通貨
- マネーパートナーズnano:100通貨
※一部の通貨ペアでは取引単位が異なる場合があります。
利用するFX会社の通貨単位を確認しましょう。
◎利益計算(利益幅)
利益幅は新規注文から決済注文の幅を入力してください。
全て入力すると、右にある青い表に注文価格や必要証拠金などが自動的に表示されます。
トラップ本数分の必要資金を合計し、運用資金が出る仕組みになっています。
ハーフ&ハーフなど両建てによる対応
ハーフ&ハーフなど買い、売り両方設定する場合は買い、売りそれぞれシートに入力してください。
どちらか大きい方の運用資金で運用してください。
ETF自動売買
FX同様に背景が緑色のセルだけ数字を入力してください。
編集可能な項目
- ドル円
- レンジ上限
- レンジ下限
- ロスカットレート
- トラップ本数
- 口数
- 利益計算(利益幅)
◎ドル円
トライオートETFの単位はドルなので、ドル円を入力します。
◎レンジ上限・下限
FX同様仕掛け範囲を入力します。
◎ロスカットレート
FX同様にロスカットレートを入力します。
◎トラップ本数
1つのビルダーにつき100本までですが、本シートでは100本以上入力可能です。
最大2000本まで対応しています。
◎口数
1本あたりの口数を入力してください。
◎利益計算(利益幅)
決済された時の1本あたりの利益を表示することができます。
全てのセルを入力終えるとFX同様に右の青い表に必要証拠金などが表示されます。
サンプル以外の通貨でシミュレーションする場合
サンプル以外の通貨でもシミュレーション可能です。
決済通貨の円換算した値を入力してください。
あとは通貨に応じたレンジ上限・下限を入力すればオッケーです。
ETFの場合は特に注意する必要はありません。
銘柄によって価格が違うので、レンジを変えれば大丈夫です。
以上、シミュレーションツールの使い方でした!
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