こんにちは!こんばんは!みみかきです。@mimikaki256
世界経済を牽引するアメリカ株価指数。
その中でも最強の株価指数と言えば…ナスダック100ですね。
チャートを見てもお分かりいただけるように、他の指数より群を抜いたパフォーマンスになっていることがわかります。
そんな最強の株価指数にレバレッジを掛けたETF「TQQQ」と投資信託「レバナス」はどちらも大人気の銘柄ですね。
今回はそれぞれを比較して、どちらの銘柄を購入した方が良いのか?について書きましたので、参考になれば幸いです。
ちなみにレバナスとは大和アセットマネジメントが提供している「iFreeレバレッジ NASDAQ100」を言います。
TQQQとレバナスの特徴
それぞれの特徴をまとめてみました。
TQQQ | レバナス | |
レバレッジ | 3倍 | 2倍 |
分類 | ETF | 投資信託 |
NISA枠 | × | ○ |
自動積立 | × | ○ |
取扱 | × | ○ |
手数料 | △ | △ |
設定来成績 2010年~ | +18,000% | +4,800% |
買いやすさではレバナスが圧勝です。
レバナスは、ほとんどの証券会社で購入可能ですし、積立投資にも対応していて、NISA枠※も活用出来るのでメリットは大きいですね。
※つみたてNISA枠では購入不可
TQQQは現物で購入出来るのはサクソバンク証券のみです。また、特定口座では購入出来ず、確定申告が面倒な一般口座のみとなります。
証拠金取引になると、インヴァスト証券(トライオートETF)とIG証券で取引できます。
証拠金取引なのでレバレッジ取引になります。
買いにくいTQQQですが、過去のパフォーマンスは抜群です。
設定来では+18000%(180倍)と、何故投資しなかったんだ!と後悔してしまうレベル。
100万円投資してれば1.8億円になっている計算です。
とは言え、当時日本で買えたかどうかもわかりませんが…
レバナスのパフォーマンスはレバナス同等のレバレッジ2倍ETF「QLD」を見ても+3800%と凄い数字ですが、TQQQと比較すると寂しい数字に見えてしまいます。
レバレッジ銘柄の特徴
皆も知っていると思いますが、簡単におさらいします。
レバレッジ(ブル型)は上昇相場には強く、下落相場またはレンジ相場にはめっぽう弱いと言う特徴があります。
これは日々の値動きに対して2倍または3倍の値動きをするからです。
値動きの詳細はこちらの記事を参考にしてください。
株価指数を超越する成績にもなり得るし、逆もあり得るハイリスクハイリターンな投資です。
レバレッジの恐怖
レバレッジ商品は過去にどの程度上昇して、下落したのか気になると思います。
ここではレバレッジの怖さを思い知らされます…。
レバナスとTQQQで、1999年~2021年の価格推移をグラフにしました。
レバナスやTQQQは古いデータは存在しないため、QQQの日足の値動きを2倍したものを「仮想レバナス」、3倍したものを「仮想TQQQ」としました。
結論として…
レバレッジは大暴落した時には回復できなくなる
です。
ITショックは2001年頃にバブルがはじけました。
TQQQでは恐ろしいことに、400ドル→まさかの1ドル未満にまで落ちてしまいました…
1ドルまで落ちるとさすがに値動きの絶対値が小さいため、元の株価まで戻るのに時間がかかってしまいます。
開始からの最終パフォーマンスは…
- QQQ:761%
- 仮想レバナス:1033%
- 仮想TQQQ:243%
でした。
TQQQも1ドル未満からよく回復してくれたものです^^;
もしこれが、ITショック後だった場合どのような結果になっていたでしょうか?
ITショックは2003年頃に底値を付けたので、2003年から検証を開始しました。
始める時期が違うだけでこんなにもグラフに差が出ました。
まさに、始め時が肝心という結果になりました。
最終パフォーマンスは…
- QQQ:1521%
- 仮想レバナス:9893%
- 仮想TQQQ:27107%
2021年…今始め時かどうかは誰にもわかりません!
TQQQやレバナスを買っても良い人
この2銘柄を買っても良い人を個人的な主観でまとめてみました。
- パフォーマンスが欲しい
- ハイテクが今後も伸びて行くと思う
- 下落して大きく資産が減っても許容出来る。
レバレッジ商品に投資する目的は利益欲しさだと思います。
もちろんリターンが高ければリスクも高いので、相応の覚悟は必要です。
レバレッジは凄まじい成績に化ける可能性を秘めていますし、今後もハイテクが伸びていくと思えば投資しても良いと思います。
逆に言えばハイテクが伸びない理由が見つからないので、投資対象としては問題ないと考えています。
今後もずーっと伸びていけば良いですが、大暴落があった時には凄い勢いで下がるので精神的に耐られるかが問題です。
TQQQを買っても良い人
レバナスよりTQQQを買っても良い人をまとめてみました。
- とにかくパフォーマンスが欲しい!
- 大暴落でも耐えられる精神力がある
- 一般口座でも良い
私はレバナスにも投資していますが、TQQQの方が好みです。
短期間で高いパフォーマンスを得られる可能性があると思って投資しています。
目的がセミリタイアで比較的短期間で達成したいことから、TQQQという選択肢になりました。
投資は目標にあった選択をすべきだと思うので、私の中では最適解だと思っています。
ただし、ITショックのような大暴落があるかもしれませんので、失っても良い少額で購入することをおすすめします。
TQQQは正直半分ギャンブル的な投資だと思って良いでしょう。
しかし、20年宝くじを買い続けるより儲かる確率は高いと思います。
購入するならサクソバンク証券の一般口座になりますが、1銘柄の購入にしか使わなければ面倒な計算等も少なく済むでしょう。
サクソバンク証券では買えなくなりました。
https://twitter.com/kurounin_invest/status/1460358693082394629?s=21
すなわち、現物を購入できる国内証券会社はありません。
CFD取引ではIG証券とトライオートETFだけです。
レバナスを買っても良い人
TQQQよりレバナスを買っても良い人をまとめてみました。
- レバレッジ銘柄に興味がある
- 手軽に買いたい
- インデックスのサブとして投資
メインをインデックス投資している方であれば、サブとして少しレバナスへの投資もおすすめです。
TQQQに比べるとパフォーマンスは落ちますが、ITショック経験後でもインデックス指数よりも勝るパフォーマンスを得られています。
総括
単純にTQQQとレバナスをどちらを買うべきか?
それは大きなパフォーマンスを求めるか否かです。
- パフォーマンス重視 → TQQQ
- 取引のしやすさ、リスク・リターンのバランス → レバナス
もし、TQQQとレバナスなどのレバレッジ商品を初めて購入するならレバナスをおすすめします。
リスク、リターンのバランスが良く、多くの国内証券会社で取扱があり、買いやすさに優れています。
NISA枠が使えるので、大きな節税対策にも期待できます。
しかし、あくまでもレバレッジ商品であることだけは承知の上で投資をお願いします。
投資している間は、ITショックのような大暴落が来ないことを祈りましょう!
以上、「TQQQ」と「レバナス」どちらに投資する?でした!
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