こんにちは!こんばんは!みみかきです。@mimikaki256
今回は資金を追加しなくても設定を追加する方法をご紹介いたします。
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概要説明
まず追加設定の概要から説明します。
資金不要で設定をできる理由は「既存設定を使うから」です。
◎上限レンジを下げる例
160ドルまで設定して開始したが、上昇する気配がないので120~160ドル部分の資金Wレンジを現在に近いレンジ(60~110ドル)に置き換えた。

◎下限レンジを上げる例
100ドルまで設定して開始したが100ドルを超えたことと、40ドルまで下落することはないだろうと予想して、思い切って40~80ドルの資金を100~120ドルに置き換えて、80~120ドル設定で運用した。

図のように既存設定レンジの一部を新しいレンジへ振替します。
働いていない暇なレンジを新しいレンジに置き換えることで資金効率アップを狙います!
設定振替のデメリット
次に設定を振替した時のデメリットを紹介します。
①機会損失になる(下レンジを振替した場合のみ)
下のレンジを置き換えした場合は、下落により外れてしまうと新しいポジションを保有することができないため、機会損失となってしまいます。
既存設定を置き換えているので、置き換えた設定を元に戻すことは出来ません。
現金を追加するか、ロスカットレートを上げるしかありません。
ちなみに個人的にロスカットレートを上げるのはおすすめしません。
ボラティリティが激しいので参照元のナスダックが大暴落するとロスカットしやすいからです。
②価格が上昇するほど、振替しにくい
株は基本的には右肩上がりで上昇します。
価格が上昇すれば、必要資金も比例して上昇します。
例えば価格が200ドルに達していた場合には、下のレンジから振替しようと思うと、広い振替レンジが必要になります。
200ドルで1口分に振替したい場合、100ドルならば…2口分必要です。
(ロスカットレートを変更しない場合)
つまり、価格が上昇するほど、多くの振替分が必要になるので振替しにくくなります。
設定追加する具体的な方法
ここからは具体的な振替方法を説明します。
暇なレンジを確認
当ブログのレンジ設定は「40〜180ドル」と広めな設定としています。
現在100ドルの場合、上下離れたレンジ帯(40ドルや180ドル付近)の新規注文たちはたぶん暇してるはずです。
今回例として以下のレンジを振り替えてみたいと思います。
- 振替元レンジ:110〜180ドル
(米ドル円:110円) - 本数:70本
- 口数:1口
- ロスカット:0ドル
- 振替先レンジ:60~110ドル
今回は働いていない上のレンジを振替します。
下のレンジでも問題ありませんが、紹介したデメリットの機会損失になる可能性があるので注意してください。
上のレンジの場合は、振り替えても上昇してレンジアウトしたら追加設定を稼働停止すれば問題ありません。
ちなみに、目安は現在の価格から±20〜30%程度より上下のレンジを振り替えれば良いでしょう。
暇なレンジの必要資金を確認
ここからは私がエクセルで作成した簡易シミュレーションツールで説明します。
先ほどの条件をダウンロードしたツールに入力します。
入力すると、必要資金が出てきます。

必要資金:約115万円
この必要資金が暇していた資金です。
遊ばせていてはもったいないですね^^;
暇なレンジを追加するレンジに振替
振替先レンジ:60~110ドル
に対して、115万円の範囲内で本数、口数を調整していきます。
調整した結果、以下の設定にしてみました。
- 本数:58本
- 口数:2口
- ロスカット:0ドル

本数や口数は自由に変えてください。資金範囲内に入ってればOKです。
以上で振替は完了です!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
最初設定してみてら意外と暇してるレンジがあったりします。
その際には資金効率を高めるにも振替した方が良いです(^^)
以上、追加資金0円で設定を追加する方法でした!
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