こんにちは!こんばんは!みみかきです。@mimikaki256
今回は東証で買えるS&P500指数連動ETF「(1655)iシェアーズ S&P500米国株ETF」について解説します。
まず結論です。1655の何が良いのか?
- 東証でS&P500が日本円で買える
- 少額で買える
- 信託報酬が安い
本記事を読むことで、(1655)iシェアーズ S&P500米国株ETFの詳細が分かるようになりますから、ぜひ最後までご覧ください。
それでは、よろしくお願いします。
iシェアーズ S&P500米国株ETFとは?
S&P500に連動した米国株ETF「IVV」を投資先とした東証ETFです。
ETFの概要
銘柄名 | iシェアーズ S&P500米国株ETF |
銘柄コード | 1655 |
分配金支払日 (配当日) | 2月9日、8月9日(年2回) |
管理会社 | ブラックロック・ジャパン |
売買単位 | 10口(約4,000円) |
信託報酬 | 0.077% |
上場日 | 2017年9月27日 |
当ETFはS&P500に連動した米国ETF「IVV」に投資をしており、株価は円建てです。
1口あたり400円前後、売買単位10口なので、4,000円程度の少額で購入できる魅力があります。
IVVを直接購入すると、1株400ドル(約5万円)なので、購入単位差は10倍以上!
信託報酬は0.1%を切る、0.077%という超低コスト!
IVVの信託報酬が0.03%なので、1655は0.04%上乗せされた形。
100万円分保有していても、年間コストはたった770円!
構成銘柄について
構成銘柄数は5銘柄です。
ティッカー | 銘柄名 | アセットクラス | 保有比率 |
IVV | iShares Core S&P 500 ETF | 株式 | 99.93% |
JPY | JPY CASH | キャッシュ | 1.37% |
USD | USD/JPY | FX | 0% |
USD | USD/JPY | FX | 0% |
USD | USD CASH | キャッシュ | -1.3%※ |
※評価損でマイナス。
日本円やドルにわずかながら投資しているようですが、ほぼ100%「IVV」です。
IVV(S&P500)採用銘柄時価総額上位10銘柄を見てみます。
ティッカー | 銘柄名 | 業種 | 保有比率 |
AAPL | アップル | 情報技術 | 5.94% |
MSFT | マイクロソフト | 情報技術 | 5.19% |
AMZN | アマゾン | 一般消費財 | 2.42% |
BRKB | バークシャーハサウェイ CLASS B | 金融 | 1.73% |
GOOGL | アルファベット(Google) CLASS A | 通信 | 1.61% |
GOOG | アルファベット(Google) CLASS C | 通信 | 1.44% |
JNJ | ジョンソンエンドジョンソン | ヘルスケア | 1.39% |
UNH | ユナイテッドヘルス | ヘルスケア | 1.38% |
XOM | エクソンモービル | エネルギー | 1.38% |
※2023年1月11日現在
S&P500の構成比率は時価総額加重平均型なので、時価総額が最も大きいアップルの組入割合が大きく、上位2銘柄で全体の10%以上。
また、上位10銘柄で全体の1/4を占めています。
セクター別組入割合
時価総額が大きいアップルやマイクロソフトを筆頭に「情報技術」セクターが大きな割合を占めています。
分配金(配当)について
1655の分配金は年2回です。
直近の分配金は1口あたり
2022年8月9日:2.4円
2022年2月9日:1.4円
S&P500連動ETFを比較
東証に上場しているS&P500に連動したETFは1655だけではないので、参考に比較してみました。
銘柄名 | iシェアーズ S&P500米国株ETF | MAXIS米国株式 (S&P500)上場投信 | NEXT FUNDS S&P500 指数 (為替ヘッジなし) 連動型上場投信 | 上場インデックス ファンド米国株式 |
銘柄コード | 1655 | 2558 | 2633 | 1547 |
分配回数 | 年2回 | 年2回 | 年2回 | 年1回 |
分配金利回り | 1.03% | 1.17% | 1.52% | 0.78% |
管理会社 | ブラックロック | 三菱UFJ | 野村アセット | 日興アセット |
売買単位 (購入単位) | 10口 (約4,000円) | 1口 (約15,000円) | 10口 (約24,000円) | 10口 (約57,000円) |
信託報酬 | 0.077% | 0.077% | 0.077% | 0.165% |
上場日 | 2017年9月27日 | 2020年1月8日 | 2021年3⽉29⽇ | 2010年10月22日 |
それぞれのパフォーマンスを比較すると、当たり前ですが、ほぼ同じ。
▼2022年のパフォーマンス
どれも仕様、パフォーマンスに大きな差がないことから、信託報酬の安さや購入単位が安い1655が良さそうです。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
東証で購入できる(1655)iシェアーズ S&P500米国株ETFを紹介しました。
- S&P500指数に連動した米国ETF「IVV」に投資
- コストは0.077%とほぼ気にならないほどの低水準
- 売買単位が約4,000円と買いやすい。
東証でS&P500連動を買うなら1655が最もよさそうです。