こんにちは!こんばんは!みみかきです。@mimikaki256
S&P500高配当貴族指数ETF「(2236)グローバルX S&P500配当貴族ETF」について解説します。
本記事を読むことで、(2236)グローバルX S&P500配当貴族ETFの詳細が分かるようになりますから、ぜひ最後までご覧ください。
それでは、よろしくお願いします。
グローバルX S&P500配当貴族ETFとは?
「S&P500高配当貴族指数」との連動を目指すETFです。
かんたんに言ってしまうと、グローバルX S&P500配当貴族ETFは、インカム(配当)とキャピタルを両方兼ね備えた最強ETFです。
連続増配に着目したとしては東証では初のETF!
ETFの概要
銘柄名 | グローバルX S&P500配当貴族ETF |
銘柄コード | 2236 |
分配金支払日 (配当日) | 1月24日、3月24日、5月24日 7月24日、9月24日、11月24日(年6回) |
管理会社 | Global X Japan |
売買単位 | 1口 |
信託報酬 | 0.3025% |
上場日 | 2023年1月13日 |
当ETFは分配金支払い回数が年6回予定されており、2か月に1回受け取れます。
初回決算は3月24日となっており、さすがに1月上場すぐの決算はありません。
1口あたり1,000円と少額で買えるのも魅力です。
信託報酬は0.3%台と決して高くはないですが、すごい安いわけでもありません。
同じ指数に連動した投資信託「Tracers S&P500配当貴族インデックス」の信託報酬は0.1%台なので、もう少し安くなってもいいのかな?って感じですね。
グローバルX S&P500配当貴族ETFの特徴は?
グローバルX S&P500配当貴族ETFの特徴をまとめました。
- S&P500指数で25年以上連続増配している銘柄で構成(高配当銘柄)
- 時価総額30億ドル以上(大型銘柄)
- 平均売買代金500万米ドル(流動性が高い銘柄)
- ROEが15%以上で推移(高い収益性)
- 配当利回りは約2.3%
銘柄構成について
構成銘柄は全64銘柄です。
全64銘柄の内、時価総額上位10銘柄を見てみると有名企業がズラリと並んでいます。
- ジョンソンエンドジョンソン
- エクソンモービル
- ウォルマート
- シェブロン
- プロクターアンドギャンブル(P&G)
- アッヴィ
- コカコーラ
- ペプシコ
- マクドナルド
- アボットラボラトリーズ
構成銘柄は上記特徴の「25年以上連続で増配」「時価総額30億ドル以上」「平均売買代金500万米ドル」だけでなく
- 景気後退局面でも強い銘柄(生活に必要不可欠な企業)が多い
- 64銘柄の内、半数以上の36銘柄は40年以上連続増配
と魅力的な特徴が並んでいます。
安定した配当金と高い収益性(高ROE)によるバランスの取れたポートフォリオにもなっています。
大型株(時価総額が大きい)かつ高いブランド性≒高い収益性(高ROE)
→安定した配当が得られやすい。
ROEは2020年のコロナショックを除いて15%前後で推移しており、10%を上回ると優良企業だと言われているので、高い収益性から高配当を持続しやすい企業群と言えるでしょう。
また、全銘柄に均等配分となっており、1銘柄あたりの配分は最大1.8%、平均1.5%前後となっています。
S&P500の時価総額加重平均とは異なり、1セクターあたり30%以下に抑えているのも特徴の1つです。
▼配当貴族とS&P500のセクター配分比較
▼配当貴族指数セクター配分
分配金(配当)について
分配金は年6回(2か月に1回)と高頻度で分配を出すため、1口1,000円程度の低価格と相まって、配当再投資がしやすいETFです。
配当利回り2.3%ですが、経費率0.3%であることから、実質配当利回りは約2%前後と予測されます。
パフォーマンスについて
S&P500と比較しても、大きなパフォーマンスに変化はありません。
同じ配当貴族ETF「NOBL」を使いました。
▼2014年から2022年のパフォーマンス比較(円換算)
2022年の金利上昇局面では配当貴族指数はプラスでした。
▼2022年金利上昇局面でのパフォーマンス比較(円換算)
どんな時でも安定したパフォーマンスが期待できそうです。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
東証初の配当貴族指数ETF「グローバルX S&P500配当貴族」について解説しました。
生活に欠かせない銘柄で構成されていることから、金利上昇局面や不況にも強いETFでした。
- S&P500指数で25年以上連続増配している銘柄で構成
- 高配当、大型株、収益性の高い銘柄
- 配当利回りは約2.3%で、年6回の高頻度で分配
- 1口1,000円と安くて、買いやすく配当再投資しやすい。
つまり、インカムとキャピタル両方を兼ね備えた最高ETFです。