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【マイニング】補助電源分岐ケーブルを使ってRTX3070を駆動させてみた。

こんにちは!こんばんは!みみかきです。@mimikaki256

RTX3070の補助電源って8ピンが2つ必要なグラボがほとんどですよね。

マイニングするのに8pin補助電源を2つ使うと電源容量には余裕があっても補助電源コネクタが足りなくなってしまいます。

そこで今回はそんな悩みを解決するために、1つの補助電源を二股に分岐するケーブルを使ってマイニングしてみました。

↓補助電源分岐ケーブル

↓グラボに接続してみた。

1つの補助電源を2つに分岐させてグラボに接続するので、使える電源側のコネクタが減らない。

結論:問題なく使える!

使ってみましたが、ケーブルの発熱は無く、グラボの動作やハッシュレートなど想定通りに問題なく動作出来ています。

分岐ケーブルを使っても動作できた理由を解説

まず今回検証で使用したグラボはこちら

ZOTAC GAMING GeForce RTX 3070 Twin Edge

 

今回分岐ケーブルはこちらを使いました。

 

まず、確認する仕様は「消費電力」です。

このグラボは最大220Wの電力を必要と言うことになります。

 

また補助電源は8ピンが2つ設けられています。

グラボは正常動作するために、2箇所から電力供給して動作しています。

  • PCI Express
  • 補助電源6ピンまたは8ピン

接続箇所によって、供給出来る電力が異なります。

接続箇所供給可能電力
PCI Express75W
補助電源6ピン75W
補助電源8ピン150W

PCI Expressは必ず接続するため、75Wより多く消費するグラボは補助電源コネクタがなければいけません。

 

今回のグラボ(RTX3070)は「PCI Express」「補助電源8ピン×2」なので最大375W供給可能な作りになっています。

補助電源8ピン(2つ):75W+150W×2=375W

 

 

しかし、今回は補助電源8ピンを2つに分岐させているだけなので、実質補助電源8ピンは1つの駆動になります。

つまり、供給できる電力は最大225Wになります。

補助電源8ピン(1つ):75W+150W×1=225W

 

 

今回グラボの消費電力は220Wなので、供給電力が上回っていることがわかります。

電力供給225W > グラボ220W

そのため、今回供給電力としては問題なく、分岐ケーブルを使用しても動作できたことになります。

 

本来、補助電源8ピン1つでも問題はないのですが、2つ必要になるので、この分岐ケーブルを使えば補助電源を2つ潰すことなく、グラボを増やすことが出来ますね。

 

RTX3070の中で補助電源1つのグラボがある

見てきた中では玄人志向です。

GG-RTX3070-E8GB/OC/DF2

こちらのグラボは補助電源8ピンが1つしかありません。

仕様に消費電力の記載はありませんが、同じRTX3070なので変わらないでしょう。

玄人志向できると言うことは、RTX3070には補助電源8ピンは1つで十分なのでしょう。

分岐ケーブルが不要なのでとても使いやすいですよね(^^)

 

RTX3080や3090で分岐ケーブルは使えるのか?

更にハイエンドのグラボで分岐ケーブルは…

 

結論:使えません!

 

まず、3090はオーバークロック有無に関わらず消費電力が高すぎて、225Wを簡単に超えてしまいます。

RTX3090 OC調整後(335W)> 供給電力(225W)

RTX3080もOC調整後でも約250Wのようなので、少しオーバーしています。

OCしない使い方では最大350Wも消費するようです。

過度な使い方をすると、ケーブルの発熱やショートなどでケーブルやグラボの故障してしまう恐れがあるので、絶対にやめておきましょう。

 

以上、【マイニング】補助電源分岐ケーブルを使ってRTX3070を駆動させてみた。でした!

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