こんにちは!こんばんは!みみかきです。@mimikaki256
長期運用目的で投資信託を買って運用していたけど、運用方針が変わったから買い直したいと思うことありませんか。
スイッチングという言葉をよく聞くけど、専門用語だし、長期目的で投資信託を一度積立したら売ることはほとんどなく、機会もないのでよくわかっていない方もいらっしゃると思います。
- スイッチングことがわかる。
- スイッチングでやってはいけないこと。
そこで今回はスイッチングの意味、やり方、注意点など解説していきます。
それでは、よろしくお願いします。
スイッチングとは?
今保有している投資信託から別の投資信託に乗り換えることをスイッチングと言います。
スイッチングとは、保有している金融商品を売却し、別の金融商品を購入することで入れ替えることです。
引用:金融庁
つまり、投資信託を売却して、新しい投資信託を購入することです。
主にポートフォリオの見直し、再構築する際にスイッチングを使います。
投資信託もどんどん新しい商品が登場していますので、運用方針の転換やスタイルに合った投資信託が見つかったり、上昇が見込めない投資信託は積極的にスイッチングはするべきだと考えています。
スイッチングのやり方
スイッチングと言う専門用語を使っていますが、スイッチングと言う方法が設けられているわけではありません。
やり方はとても単純です。
①投資信託を売却する。
②売却した分だけ投資信託を売却と同時に購入する。
通常の売買するだけで、スイッチングは完了です。
スイッチングのデメリット
スイッチングは売買するだけでかんたんに出来ますが、安易にすると資産の邪魔になりかねませんので注意してください、
NISA口座では購入枠の問題がある
NISA口座は購入上限があるため、売却しても購入枠は復活しないため、購入枠がスイッチングの上限になります。
◎スイッチングは非課税投資枠を使用する
スイッチングとは、保有している金融商品を売却し、別の金融商品を購入することで入れ替えることです。このスイッチングをNISA口座・ジュニアNISA口座で行う場合、売却しても、その分の非課税投資枠を再利用できず、購入するためには、その年の非課税投資枠を新たに利用することになります。
引用:金融庁
スイッチングのために保有株式を100万円売却したとします。
スイッチングできる額は、つみたてNISAの購入枠最大40万円までです。
残り60万円は特定口座での購入になるか、購入見送りになります。
購入枠を使っている場合は購入枠の残額がスイッチング可能額となるため、つみたてNISAはスイッチングしにくいです。
NISA口座では購入できない投資信託がある
NISA口座では購入できない投資信託があるため…
売却後にスイッチングしようと思ったら購入できない!
なんてことにならないように購入前にNISA口座で購入できるか確認しておきましょう。
銘柄詳細に「NISA」「つみたてNISA」の記載があれば購入できます。
課税による複利効果が低減する
特定口座の場合には、利益に対してに対して20%の税金がかかります。
元本100万円の投資信託に利益100万円が出ている場合は、評価額200万円になります。
売却すると税引き後の評価額180万円がスイッチング可能額になります。
200万円→180万円
つまり、課税された分から再スタートするため、資産が減ってしまい、複利効果が得られなくなってしまいます。
スイッチングをやり過ぎは資産形成を鈍化させる原因にも繋がるため注意しましょう。
ただし、利益が出ていない、成長が見込めない投資信託はスイッチングした方が良いです。
利益が出ていなければ課税されません。
まとめ
投資信託のスイッチングについて解説しました。
- スイッチングは売った分だけ同時に買付すること。
- NISA口座は購入枠問題でスイッチングしにくい。
- スイッチングのやり過ぎに注意する。
- 成長が見込めない投資信託はスイッチングする。
スイッチングを使って、より良い資産形成を目指しましょう。