CFD

コンタンゴとバックワーデーション、ロールオーバーの意味をわかりやすく解説!

こんにちは!こんばんは!みみかきです。(@mimikaki256

今回は商品取引をしている方は知っておくべき2つのワード

①コンタンゴ

②バックワーデーション

について、わかりやすく解説していきます。

私はこの用語を知らずに取引をしていたことがあり、失敗したことがありますので、CFDを行う場合には是非知っておきたい用語なので、しっかりと理解しておきましょう。

さて、CFD取引をしていると取引開始直後から価格が急に跳ね上がったり、下落したりしていることがあるかと思います。

何も知らない方がみたら、一体何事か!?と思ってしまうかもしれませんが、これが今回解説する2つのワードの特徴です。

これらをわかりやすくなるため、解説する前に先物取引について触れておきましょう。

先物取引とは?

ある商品を将来決められた日(満期)に、取引時に決めた価格で売買することです。

ここで抑えておきたいことは、決済期限があるということです。

この決済期限の月を限月(げんげつ)といいます。

商品先物には1ヶ月や2ヶ月といった限月が存在し、決算期限が近いものから

期近(きぢか)、期先(きさき)と呼びます。

期近と期先は受け渡し日が異なるため、コストや配当などの影響から価格は一致しないことが一般的です。

期近の価格 ≠ 期先の価格

価格が一致しない理由は次に解説が、商品に掛かるコストが関係してきます。

コンタンゴとは?

期近より期先の価格が高いことを「コンタンゴ」と言います。

なぜ期先の価格が高いのかと言うと、コモディティ(商品)取引における原油や天然ガス、コーンなどは保管や金利等のコストが上乗せされた価格になっているためです。

時間と共に保管コストは増えていき、限月に近づくほど価格は下がっていく。

そのため、期近より期先の価格が高いことが一般的なことです。

バックワーデーションとは?

期近より期先の価格が低いことを「バックワーデーション」と言います。

コンタンゴとは逆ですね。

こういった場合はコストに逆らって市場価格が上昇した場合に起こります。

取引開始直後に価格が急変する理由

ここまで来れば価格が急変する理由もわかりやすくなるはずです。

かんたんに申し上げると、価格が期近から期先に価格の参照先を切り替えるからです。

原油を例にとってみます。

原油の各限月はbarchartで確認することができます。

あるときのbarchartの原油価格を抜き取りました。

期近(6月)と期先(7月)の価格差は4.39ドルあります。
(期近より期先の方が高いので、これは「コンタンゴ」です。)

このまま限月を迎えたとすると、期近から期先へ参照先を切り替えるため、取引開始直前まで低かった価格が、直後に急変すると言うわけです。

この期近から期先へ切り替えることをロールオーバーと言います。

CFD取引では価格調整額で価格変更を調整しています。

原油に限って言えば、参照先が変わって価格が上がって爆益じゃん!って思うかもしれませんが、そんな簡単に利益は出ません。笑

しっかりと価格調整額というもので調整されます。

ツイッターでは20ドルから26ドルまで高騰しました。

では、価格調整額はどうなっているでしょうか。

買いポジションの場合、価格調整額は「-6,759円」となっています。

価格調整額の計算

コンバーションレート(米ドル円):107.63円

期先・期近の差;:26.01ー19.73=6.28ドル

価格調整額=107.63円×6.28ドル×10倍(取引単位)=6,759円

このように価格が高騰した分の価格調整額が損失となって、プラスマイナスゼロです。

価格調整額は損失に見えるけど、損失ではありません。

まとめ

原油に投資をして大変勉強になりました。

今までの内容を箇条書きでまとめました。

コモディティ(商品)はコストが掛かるため、ほとんどコンタンゴ。

価格が急騰した場合は稀にバックワーデーションになる。

価格が急変する理由は期近から期先へ参照先を変更したから。

CFD取引の場合、価格急変は価格調整額で調整される。

価格調整額は損失ではない。

以上、コンタンゴとバックワーデーションについての解説でした。