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【変額保険を解約】保険と資産運用(投資)は分けるべき!おすすめしない理由

こんにちは!こんばんは!みみかきです。@mimikaki256

投資をする前の2015年頃から死亡保障300万円の変額保険に加入していましたが、解約しました。

当時保険の中でも評判の良かったソニー生命の変額保険(終身型)「バリアブルライフ」という保険商品です。

忖度一切なしを謳う保険本でもランキング1位で紹介されていたほどの人気商品でした。

この変額保険は「資産運用」と「保険」がセットになったもので、人気の理由は

  1. 死亡時の保険額は保証されている
  2. 予定利率が3.5%と高い
  3. 運用次第では保険額も上乗せされる

特に資産運用では「機関投資家限定のファンドで運用が出来る」と言うもので、確かに運用成績はとても良かったです。

今回はこんな素晴らしい?保険を解約した理由をお話します。

保険と資産運用は分けるべき

まず、結論を言うと…

  • 保険は「掛け捨て」
  • 資産運用は「投資信託に積立」

に分けて考えるべきとの考えに至ったため解約しました。

 

資産運用や貯蓄がセットになった保険を契約しない方が良いと思います。

 

なぜ「資産運用や貯蓄がセットになった保険」を契約しない方が良いのか解説します。

 

今回解約した保険内容はこんな感じです。

  • 死亡保障:300万円
  • 月額保険料:4,758円
  • 特約:リビングニーズ特約、ナーシングニーズ特約、保険料払込特約

ちなみにこの特約を簡単に言うと、要介護状態になったり、病気により余命宣告された時に生前に支払いや保険料が免除される特約で、一般的なものです。

 

ここから具体的に数字を使って説明します。

当時提示された設計書の運用実績に伴う解約返戻金や死亡保険金は以下のようになっています。

▼当時の保険設計書

 

ここで月額保険料の内「保険額」と「資産運用額」はどのくらいの配分になっているのか、気になりませんか?

 

と言うことで算出してみました。

 

まず、結果から見てみましょう。

設計書に記載あった予定年利3.5%と7.0%で算出しました。

▼年利3.5%

運用年数 解約返戻金 死亡保険金 月額保険料 資産運用額 保険額
10年 359,000円 3,000,000円 4,758円 2,589円 2,169円
20年 839,000円 3,000,000円 4,758円 2,588円 2,170円
30年 1,462,000円 3,000,000円 4,758円 2,538円 2,220円
40年 2,107,000円 3,000,000円 4,758円 2,287円 2,471円
50年 2,439,000円 3,000,000円 4,758円 1,745円 3,013円
60年 2,708,000円 3,000,000円 4,758円 1,314円 3,444円
平均 2,177円 2,581円

▼年利7.0%

運用年数 解約返戻金 死亡保険金 月額保険料 資産運用額 保険額
10年 431,000円 3,072,110円 4,758円 2,669円 2,089円
20年 1,248,000円 3,409,570円 4,758円 2,740円 2,018円
30年 2,793,000円 4,330,908円 4,758円 2,764円 1,994円
40年 5,573,000円 6,466,779円 4,758円 2,681円 2,077円
50年 10,331,000円 10,891,671円 4,758円 2,486円 2,272円
60年 19,452,000円 19,743,167円 4,758円 2,367円 2,391円
平均 2,618円 2,140円

 

保険額と資産運用額はおおむね半分のようですね。

 

注)この数値は独自で算出したもので、必ずしもこの額が保険や資産運用に使われているわけではありませんので、あくまでも目安として見てください。

 

計算サイトから資産運用額を算出しました。

 

各フォームは積立目標額などの条件を入力することで、「毎月の積立額」を求めることができます。

積立目標額=解約返戻金とすることで、毎月の積立金額=保険額と算出しました。

 

計算サイトの各フォームには以下の内容で入力すると算出することができます。

  • 年利率:3.5%または7.0%
    ご自身の設計書に記載ある年利でOKです。
  • 積立期間:設計書の運用年数
  • 積立目標額:設計書の運用年数時の解約返戻金額
  • 複利方式:年複利
  • 課税方式:満期時一括課税

全てを入力すると「毎月の積立額」が出ます。

 

保険額は月額保険料から算出された「毎月の積立額」を引き算してください。

  • 資産運用額=サイトより求めた「毎月の積立額」
  • 保険額=月額保険料-毎月の積立額

 

さて、求めた保険額と資産運用額を分けて契約してみるとどうなるでしょうか。

まず、保険を見てみましょう。

300万円に近い死亡保険を探してみました。

私はメットライフ生命でシミュレーションしてみました。

「保障をひとつ選ぶ」では「死亡」を選択してください。

 

保険料をシミュレーションした結果…

死亡保障500万円、65歳支払済の定期保険型に1,025円で入ることが出来そうです。

(加入当時の年齢28歳に生年月日を変更してシミュレーションしました。)

 

月額保険料4,758円から保険料1,025円を引いた「3,733円」を資産運用に振り分けたらどのような運用結果になるでしょうか。

設計書の3.5%、7.0%の解約返戻金と比較しました。

▼年利3.5%

運用年数 資産運用 変額保険 増加率
10年 517,642円 359,000円 44%
20年 1,210,469円 839,000円 44%
30年 2,150,401円 1,462,000円 47%
40年 3,438,903円 2,107,000円 63%
50年 5,219,095円 2,439,000円 114%
60年 7,692,867円 2,708,000円 184%

▼年利7.0%

運用年数 資産運用 変額保険 増加率
10年 602,824円 431,000円 40%
20年 1,700,660円 1,248,000円 36%
30年 3,772,254円 2,793,000円 35%
40年 7,759,377円 5,573,000円 39%
50年 15,514,641円 10,331,000円 50%
60年 30,682,402円 19,452,000円 58%

まとめ

もうお分かりですね(^▽^)/

保険と資産運用を分けるだけで、同じ金額で保険金と資産は共に大きくなりました。

  • 保険金:300万円→500万円
  • 資産運用:解約返戻金から40~180%増加

もし、資産運用を兼ねている保険に入っているのであれば、解約や見直しを検討してみてはいかがでしょうか。

 

以上、【変額保険を解約】保険と資産運用は分けるべき!おすすめしない理由でした!

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