こんにちは!こんばんは!みみかきです。@mimikaki256
イーサリアムマイニングは現在PoW方式からPoS方式に今後移行されます。
PoW:プルーフ・オブ・ワーク
難しい計算をGPU等を用いて解いたことで報酬を得る方法
PoS:プルーフ・オブ・ステーク
通貨の保有量に対して報酬を得る方法
PoWって?PoSって?わかりやすく解説している動画がありましたので、興味がある方は見てみてください。
PoSに移行されると通貨保有量に応じたマイニング報酬を受け取るため、難しい計算が不要です。
つまり、従来行われてきたPoW方式でのイーサリアムマイニングが終了することを意味します。
PoS移行時期は未定で2021年12月と言われていますが、まだ移行はされていません。いずれ移行すると考えるとマイナーはイーサリアムに代わる別通貨のマイニングをすることになります。
そこで今回検証してみたのがRVN(レイヴン)マイニングです。
仮想通貨にはPoW方式とPoS方式を採用した通貨があり、今回マイニングしてみるRVN(レイヴン)は「PoW方式」なのでGPUを使ったマイニングができます。
RVN(レイヴン)マイニング報酬は?
現在マイニング中のゲーミングノートパソコンで検証しました。
マイニング条件
- マイニングソフト:NiceHash Miner
- アルゴリズム:KAWPOW
- マイナー:NBminer
この条件はNiceHashMinerに搭載されていましたが、報酬が最も高い条件でマイニングする設定、すなわち自動設定にしていたので、あまり気にしていませんでした。
ベンチマークでのハッシュレートは「27.781 MH/s」のようですね。
果たして結果は…?
- ハッシュレート:27.73MH/s
- 報酬額:235.32円/日
イーサリアムでマイニングすると、311円だったので、-24%報酬減という結果になりました。
電気代84円/日(130W@27円/kWh)を考慮すると、利益は183円/日です。
年換算すると55,231円の利益となります。
今回使用したRTX3070の価格は約150,000円なので…
年利:36.8%!
(55,231円÷150,000円×100=36.8%)
報酬は落ちていますが、年利で見るととてもいいんですね^^;
損益分岐点(2022年1月時点)
記事執筆時では報酬は下がるけど利益が出ていることがわかりましたが、今後もこの状況が続くとは限りません。
では、どこが損益分岐点になるでしょうか。
通貨がどこまで下落したら損失になってしまうのかを検証しました。
なお、マイナー人口増加などの報酬増減の影響は読めないので検討から外しています。
NiceHashではビットコインで報酬を得るため、ビットコイン、レイヴン両方の通貨が影響します。
果たして結果は…?
◎結果
共に通貨が現在の価格から約40%以上下落すると損失が発生
【執筆時点】BTC:490万円/RVN:11円 → BTC:288万円/RVN:6.6円
ビットコインが大きく下落すれば、レイヴンコインも大きく下落するので、共に同じ割合で下落した場合で検討してみました。
今からマイニングを始めてもいいか?
イーサリアムマイニングはいつか終わります。
レイヴンになったとしても年利36.8%は年利20%で凄いと言われているので驚異的な数字ですが、マイニングはグラボ購入から始まるのでマイニングリグ代だけ損失からスタートします。
つまり、何が言いたいかと言うと
イーサリアムマイニングが終了する前にマイニングリグ代を回収できると考えれば始めるのはアリ!
リグ代さえ回収して、報酬低下や通貨下落が無ければ、ずーっとプラスです。
レイヴンマイニングになっても年利36.8%と超高利回りを実現できるので、グラボをたくさん集めれば集めるほど利益の絶対値は大きくなります。
ただ、リグ代を回収する前にイーサリアムマイニングが終了してしまうと、リグ代を回収するまでに時間がかかってしまいます。
ちなみにレイヴンマイニングだけでリグ代を回収するまで2年以上必要です。
グラボ故障のリスクも考慮する必要があります。
今後のマイニングの参考になれば幸いです。
以上、イーサリアムPoS移行に備えてRVN(レイヴン)マイニングを試してみた!でした!
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