こんにちは!こんばんは!みみかきです。@mimikaki256
メキシコペソ円のスワップがコロナ前の水準に戻ってきましたね。
コロナ後に各国の政策金利を上げたことでスワップも上昇しています。
コロナ前には1万通貨あたり15円だったスワップもコロナショックで5円程度まで落ちてしまい、スワップ年利も20%から1桁%に低下しました。
現在では10円にまで回復してスワップ投資が注目され始めてきています。
スワップ投資で人気が高いメキシコペソ円でRSIを使った投資法はアリか検証してみました。
この戦略のポイント
- RSIの売られすぎ(安値)で買いエントリーして上昇を期待する=為替差益を狙う
- 上昇しなければホールドしてスワップを貰う=スワップ益でコツコツ
- 再度RSIが下がれば、追加でエントリーする
- 決済益・スワップ益は複利で再投資できる!
為替差益とスワップ益のダブルチャンスを狙う投資戦略です。
決済益やスワップ益を複利で再投資することで、同じリスクで多くの通貨量を持てるので更に大きな決済益やスワップ益が狙えます。
やり方は非常にシンプルなので、誰でもマネできる方法になっています。
運用実績
RSIを使った運用実績を公開します。
運用開始日:2021年11月29日(運用日数:31日)
運用資金 | 300,000円 |
保有通貨 | 155,000円 |
確定利益 | 57,815円 |
スワップ | 4,642円 |
利回り | 20.8% |
今回は為替差益が年間のスワップ益を上回ったため、決済しました。(為替決済>スワップ益)
年1回はRSIが基準を下回るエントリーチャンスが来るため、次のチャンスまで待ち続けようと思います。
メキシコペソ利確しました!
直近高値を試す展開ですが、良いところまで来ていたので、一旦清算。またチャンスの時にエントリーしよう(^^) pic.twitter.com/DP3txeHLkx
— みみかき@コツコツ投資家 (@mimikaki256) December 30, 2021
また、下落したタイミングでエントリーしたいと思います。
メキシコペソとは?
メキシコの通貨で人口は1億2千万人と日本とほぼ同じです。
経済では輸出貿易相手が隣接したアメリカに約8割を占めており、アメリカ経済にも左右されますが、相手国がアメリカだけあって安定的な経済が期待できます。
また、世界第11位の原油輸出国でもあり、原油価格にも経済が影響されます。
コロナ後の経済活動で原油高はメキシコペソにとってプラス材料です。
メキシコの信用度は、こちらのサイトだと、高金利通貨の中では高く「投資適格級」とされています。
高金利通貨である南アフリカランド、トルコリラは「投資不適格級」と国の信用度の差は歴然です。
メキシコは安定した経済と国の信用度を持った国だと言えます。
スワップ投資の基本
スワップ投資をするなら抑えておきたいポイントを解説します。
ポイントは3つ!
- レートが下がったところで買う!
- レートが下がりにくい通貨を選ぶ!
- 高スワップのFX会社を選ぶ!
◎レートが下がったところで買う!
高金利通貨ではスワップの利益より為替差損の方が上回ることが多く、トルコリラがわかりやすい例です。
チャートを見てもらえればわかると思いますが、チャートは急な右肩下がりでいくらナンピン買いしても、含み損がスワップ益を上回り、スワップでは為替差損をカバーできません!
▼(月足)トルコリラ円のチャート

トルコリラは極端ですが、メキシコペソはそこまでではありません。
長期的に見れば緩やかな右肩下がりですが、ここ5年間では4~6円のレンジ相場になっています。
▼(月足)メキシコペソ円のチャート

▼(週足)メキシコペソ円のチャート

レンジ相場だからこそ、出来るだけレートが低いところで買うことがスワップ投資の鉄則です。
ちなみに、レートを低いところで購入するメリットは…
- たくさん通貨を保有できる(利回り上昇)
- 為替差益が狙える
- 含み損が大きくならない
価格が下がるとロスカットレートを同じにしていれば、たくさんの通貨を買うことができます。
スワップも増えるため、利回りアップにつながります。
また、下がると何処かでは上昇するため、スワップ以外に為替差益が狙えます。
スワップ投資なので基本売ることはないと思いますが、含み損になりにくいことを意味しますから、ストレス無く運用を続けることができます。
◎レートが下がりにくい通貨を選ぶ
スワップ投資で究極の理想はずーっと同じ価格帯をウロウロしていることです。
スワップ投資の天敵は価格の下落です。
先ほども言った通り、スワップ益で為替差損は基本的にはカバー出来ません。
そのため、高金利通貨でも価格が落ち着いた通貨ペアを選ぶことが大切です。
そこで適しているのが、メキシコペソです。
経済も安定していて、社会的信用度も高金利通貨の中では高い。
メキシコペソこそスワップ投資に適している通貨と言えます。
◎高スワップのFX会社を選ぶ
FX会社で付与されるスワップポイントが異なります。
そこでスワップポイントが高いFX会社を選ぶ必要があります。
おすすめするFX会社はトレイダーズ証券【LIGHT FX】です。
LIGTH FXの特徴
- 安定した高スワップ
- 狭いスプレッド
- 未決済のスワップは非課税
◎安定した高スワップ
スワップは1万通貨あたり「7.1円」です。
他社と直近のスワップポイントを比較しました。

LIGTH FXのスワップは変動が小さく、安定したスワップを提供してくれるのも特徴。
FX会社によっては高い日や低い日があり不安定で計算しにくく、安定性を好むスワップ投資には不安を抱えながらの運用になってしまいます。
◎狭いスプレッド
LIGTH FXは業界最狭スプレッドを提供しています。
メキシコペソ円は「0.3銭」です。
直近のスプレッドを各社比較しました。

スプレッドは確かに低いですが、何度も取引する訳ではないので大きな広いからと言って大きな痛手にはなりませんから、スワップや使いやすさなどを重視して、参考程度としましょう。
◎未決済のスワップは非課税で証拠金にもなる。
LIGTH FXでは未決済のスワップは非課税かつ証拠金にもなります。
Q.受取り前のスワップポイントも課税対象になりますか?
A.個人口座において、未決済ポジションに付与されている受取前のスワップポイントは課税対象ではありません。ポジション決済前にスワップポイントのみ受取った場合や、ポジションを決済した場合に申告分離課税の対象となります。
LIGTH FX Q&Aより
Q.LIGHT FXでポジションの決済をせず、付与されたスワップポイントで新規注文を出せますか?
A.はい、可能です。付与されたスワップポイントは、建玉可能額に反映されます。
LIGTH FX Q&Aより
つまり何が言いたいかというと…
スワップで複利運用が効率よくできる!
と言うことです。
コツコツ積み重ねたスワップだけで新たにポジションを持つことができます。
複利効果でどんどん利益が大きくなっていきます。
あるFX会社では未決済でも課税対象になる場合があります。
FXで得た利益は「申告分離課税」のため、株と一緒で一律20%です。
課税対象になると、20%分税金として取られてしまうので、税金分だけ複利効果が落ちてしまいます。
▼ スワップが高い!LIGHT FX ▼
RSIを使って下落したところを狙う!
ここからが本記事の本題です。
スワップを多くもらいたいと言う欲からレートが高い時にでも買ってしまったことはありませんか?
それは厳禁です。
安いところで買って、たくさんの通貨を購入して多くのスワップ利益を得つつ、含み損を小さくすることがスワップ投資の鉄則です!
では、何処で買えば良いのか?
今回はテクニカル指標の1つである買われすぎ売られすぎを示す「RSI」に注目しました。
為替は基本レンジなので、売られすぎると何処かで買われます。
そこでRSIを参照すれば、価格レートが下がった(売られすぎた)ところで買うことができると考えました。
RSIを利用したスワップ投資を検証
RSIの売られすぎとして一般的には「30」を下回った時に買い増ししたら、どのような運用実績が得られたのか、検証してみました。
比較検証として、運用開始日に一括購入した場合も検証しました。
運用条件
- 運用開始:2019年1月2日~2021年11月25日(1058日間)
- 投資額:180万円
- ロスカットレート:3.5円固定
- RSIが30を下抜けした日に30万円ずつ投資してロスカットレートを基準に買えるだけ買う(計180万円)
- RSI設定はデフォルト(日足14)
果たして結果は…?
◎RSI
※RSI30を下回った2019年5月31日からエントリー。

◎一括投資
2019年1月2日からエントリースタート

◎最終結果
RSI | 一括投資 | |
投資日数 | 909日 | 1058日 |
保有通貨 | 82.3万 | 78.7万 |
平均取得価格 | 5.45円 | 5.56円 |
累計スワップ | 372,275円 | 701,847円 |
為替損益 | -89,298円 | -168,812円 |
合計損益 | 283,427円 | 533,035円 |
利回り(スワップのみ) | 20.7% | 39.0% |
利回り(合計損益) | 15.7% | 29.6% |
(優位な方を太字にしています。)
利回りや累計スワップだけ見ると、一括投資が良い結果に見えますねが…
保有通貨の多さや含み損と平均取得価格を抑えられているのは「RSI」に軍配が上がります。
個人の好みにも寄りますが、RSIを使った手法の方が含み損や暴落時のストレスが少なく運用できると思います。
RSIが下がった時に一括投資が良いとも思えますが、未来では高値である可能性を考えると段階的に購入した方が良いとも言えます。
実際に購入するときに一括で買う判断が出来れば良いですが…。
結局のところ、全ては個人の判断にはなってしまいますが、この検証結果が参考になれば幸いです。
ちなみにトレイダーズ証券【LIGHT FX】では、スワップシミュレーションとなるページで値を入力するとスワップ利回りやロスカットレート、実効レバレッジなどを計算できますので、投資する前に検証してみてはいかがでしょうか。
RSIの買いエントリーを検証
RSIでエントリーできた回数は6回です。
チャートで見るとこんな感じ

コロナショックで大きく下げた時に買えれば良かったのですが、落ちている最中にエントリーしています。
RSIの算出方法から設定した日数に対して値上がりまたは値下がりの平均値なので、落ち切った後にはレンジが続きRSIは30を上回り買うことが出来ませんでした。
しかし、コロナショックのような異常相場を除いたエントリーポイントを見れば、下がったところで拾うことが出来ているのでRSIは使えるテクニカル指標だと言えると思います。
為替差益も狙う
為替は売られすぎると、買い戻されることがありますから、上昇して出た為替差益を狙うことが出来ます。
▼RSI30を下回った後の反発上昇のチャート

スワップ投資と兼用した投資法ですが、為替差益が年間スワップ益を上回ったら決済しましょう。
決済するタイミング
為替差益 > 年間スワップ益
RSIが30を下回ることは過去5年間で8回と年1回以上の確率で訪れるため、次のチャンスに備えた方が良いと考えます。
決済益は複利効果で次のエントリー時に通貨量を増やすことが出来ますから、どんどん利益を増やすことができます。
もし、上昇しなくてもスワップを貰い続けることが出来ますから、為替差益が上回るタイミングを待ち続けましょう。
まとめ
スワップが上昇してきたメキシコペソはスワップ投資対象として考えても良い時期になってきました!
投資戦略をまとめると…
- RSI「30」を下回れば買いでエントリーする。
- 上昇して含み益が年間スワップを超えれば決済。
- 含み益が超えなかったらホールドしてスワップを貰う
- RSI「30」を再度下回れば、追加エントリーする。
メキシコペソのスワップ投資するならトレイダーズ証券【LIGHT FX】がおすすめです。
スワップ投資の鉄則を守って、コツコツと資産を増やしていきましょう!
以上、【検証】RSIはメキシコペソ円(MXNJPY)のスワップ投資に適しているのか?でした!
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