こんにちは!こんばんは!みみかきです。@mimikaki256
楽天証券で米国株の積立とポイント投資が出来るようになりました!
大手ネット証券で米国株の積立は「SBI証券」「マネックス証券」だけでしたが、追随した格好です。
楽天証券ユーザーは朗報だと思います。
取引時間や購入タイミングを気にしなくて良いですから、夜中の注文が不要です(^▽^)/
今回は、3倍レバレッジETF(SOXL)を毎月積立した場合にどんなパフォーマンスが出るのか検証していきます!
【毎週更新】運用実績
まず、3倍レバレッジETF(SOXL)の運用実績を公開します。
運用開始日:2022年1月3日(運用日数:159日)
▼運用実績
▼運用実績グラフ
約半分はポイントで投資できています!
FRB利上げとQT(量的引き締め)で株価下落が予想されますが、淡々と積立を続けていきます。
米国株積立の詳細
楽天証券が提供する米国株積立のサービス内容を見ていきましょう。
取引ルール
取引ルールを簡単にまとめてみました。
対象銘柄 | 楽天証券取り扱い米国株式全てOK! |
決済方法 | 「米ドル」または「円」 (円ならマネーブリッジ「自動入出金」に対応!) |
積立日 | 「日付指定(1~28日)」または「曜日指定(月~金)」 年2回(月)ボーナス設定も出来る |
受付時間※1 | 原則24時間(米国市場終了~8時とメンテナンス除く) |
積立条件※2 | 「金額指定」または「株数指定」※1 (金額指定は金額の範囲内で株数を購入する) |
執行条件 | 成行注文(”始値”で約定) |
預り区分 | 「特定口座」「一般口座」「NISA口座」 (ジュニアNISAは対象外) |
積立サービス手数料 | 無料 |
取引手数料 | 有料(通常取引と同様) 一部無料ETFあり |
楽天ポイント利用※3 | 通常ポイントのみ (期間限定ポイントや交換されたポイントや楽天証券ポイントは利用不可) |
※1:受付時間(積立設定~発注までの流れ)
積立なので基本的にはほったらかしですが、積立変更や解除が発生した場合には毎日18時が設定締切になります。
変更が18時を超えると次回の積立注文に繰り越されます。
日付指定で土日にあたった場合:受付は日曜日18時まで、翌月曜日に発注
※2:積立条件の詳細
最低購入単位:10,000円から設定可能
計算例:A社の株価が60ドル(前日終値)、ドル円100円の場合
・1株購入(60ドル×100円×1株×掛け目10%=6,600円)
最低金額10,000円に足りない!
・2株購入(60ドル×100円×2株×掛け目10%=13,200円)
10,000円以上なので、この場合2株から設定可能。
◎コーポレートアクションが発生した場合
イベント一覧 | 金額指定 | 株数指定 |
株式分割 | ○ | × |
株式併合 | ○ | × |
株式割当(無償割当) | ○ | × |
スピンオフ | × | × |
買収・合併 | × | × |
権利付与(ライツ、ワラント) | ○ | ○ |
公開買付 | ○ | ○ |
変更(市場、商号、ティッカー) | × | × |
取引一時停止 | × | × |
上場廃止(償還・清算・倒産) | × | × |
現金配当 | ○ | ○ |
○:積立設定「継続」
×:積立設定「解除(停止)」
ETFや個別銘柄に積立投資する場合「金額指定」がおすすめです。
ETFの株価が上昇すると、投資家に買いやすくするため「株式分割」することがあり、「株価指定」すると、気づかずに積立設定が解除(停止)されている場合があります。
※3:楽天ポイントで米国株を買う
楽天ポイントで米国株を購入するには通常ポイントのみ利用できます。
※期間限定ポイントは利用できません。
購入方法は楽天証券公式動画がとてもわかりやすかったので、確認してみてください。
▼楽天ポイントで米国株を買う方法
◎取引手数料と手数料無料ETF
取引手数料は通常の取引手数料と同じです。
約定代金 | 手数料 |
2.22ドル以下 | 0円 |
2.22~4,444.45ドル未満 | 約定代金×0.495% |
4,444.45ドル以上 | 22ドル |
取引手数料「無料」ETFは、以下の15銘柄が対象です
コード | 銘柄名 | 経費率 | テーマ |
QQQ | インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ETF | 0.20% | NASDAQ100連動 |
SPYD | SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF | 0.07% | S&P500の高配当上位80銘柄 |
VGT | バンガード 米国情報技術セクター ETF | 0.10% | 米国情報技術セクター |
EPI | ウィズダムツリー インド株収益ファンド | 0.84% | インドのインフラ・住宅金融株 |
AGG | シェアーズ コア 米国総合債券市場 ETF | 0.03% | 米国国債 |
IYR | iシェアーズ 米国不動産 ETF | 0.41% | 米国不動産セクター |
VT | バンガード・トータル・ワールド・ストックETF | 0.09% | 全世界に投資 |
VOO | バンガード・S&P 500 ETF | 0.03% | S&P500指数連動 |
VTI | バンガード・トータル・ストック・マーケットETF | 0.03% | 全米に投資 |
SPY | SPDR S&P 500 ETF | 0.09% | S&P500指数連動 |
RWR | SPDR ダウ・ジョーンズ REIT ETF | 0.25% | 米国REIT指数連動 |
GLDM | SPDR ゴールド・ミニシェアーズ・トラスト | 0.18% | 金 |
AIO | グローバルX AIビッグデータ ETF | 0.68% | AI関連 |
FINX | グローバルX フィンテック ETF | 0.68% | 金融技術 |
GNOM | グローバルX ゲノム&バイオテクノロジー ETF | 0.50% | 科学 |
ETFの王道「VOO」や「VTI」、高配当ETF「SPYD」が手数料無料なのでコストを抑えながら積立をすることが出来ますね。
楽天証券での米国積立するメリット
楽天ならではのサービスとして「マネーブリッジ(自動入出金)」があります。
これがめちゃめちゃ便利なんですよね。
通常株を購入する場合には、銀行口座→証券口座に資金を移動する手間がありますが…
マネーブリッジでは入出金手間が一切不要です!
▼マネーブリッジ紹介動画
楽天銀行の口座が必要になりますが、必要な資金だけ「自動」で入金してくれます。
証券口座にお金を置いておきたくない場合も設定を「0万円」にしておけば約定時に余った金額を「自動」で出金してくれます。
このサービスがあるから、私は楽天証券を利用しています。
積立以外にも日本株や米国株など様々な銘柄で利用することができます。
SBI証券やマネックス証券でも同じようなサービスがあるようですが、説明が文章だらけでわかりにくいかったです
- SBI証券:預り金自動スィープサービス
- マネックス証券:定期自動入金サービス
視覚的に分かりやすい説明が出来る楽天証券はとても評判が良い理由の一つです。
注文画面がチョー見やすい!積立方法を解説
楽天証券の画面は画面が整理されていて、とても見やすく注文しやすくて好きです。
積立方法を解説します。
▼外国株式トップ→米国株式・ETF→積立設定
▼銘柄を検索(今回は#手数料無料ETFをクリック)
▼注文→積立設定(今回はVTIを選択)
▼約款を確認する
▼決済方法の設定・積立指定の設定
▼積立条件の設定
1回の注文金額は銘柄によって最低金額が異なります。
ボーナス設定は年2回設定可能で設定した月に増額して積立が可能です。
▼ポイント利用設定状況
ポイントを使って購入することが出来ます。
▼設定内容を確認して、「設定内容を確認する」をクリック
▼最後に設定を確認して、「設定する」をクリックすると完了です。
▼「積立設定一覧」で設定出来ているか確認もできます。
「解除」または「変更」はこの画面からできます。
画面も見やすくて、わかりやすいですよ。
米国ETFと投資信託を積立するならどっちがいい?
ETFと投資信託どちらも似たような商品ですが、どちらに積立すれば良いでしょうか。
「積立の王道であるVTIやS&P500に連動したETFに限定」して言うなら…
「投資信託」に積立した方が良いと考えています。
投資信託の方が良い理由は、計画的に積立できるからです。
一方、ETFの積立は計画的に積立ができないかもしれません。
ETFを積立するデメリットは2つ
- 「最低積立金額」の問題
- 「積立金額上昇」の問題
積立条件に「金額指定」「株数指定」があります。
まず「金額指定」だと1株購入に必要な最低金額があるため、「購入単位=最低金額」になります。
また、1万円や2万円などキリ良く積立が出来ずどうしても端数が出てしまいますし、株価上昇した時に購入単位が積立金額を超えてしまい、1株買えなくなってしまう可能性もあります。
だったら、「株数指定」にすれば良いのでは?
と思うかもしれませんが、米国株は基本右肩上がりなので、株価が上昇すればするほど、積立金額も上昇していきますから、気づいたときには予算オーバーになっているかもしれません。
投資信託の場合は、この2つのデメリットがありません。
少額でも高額でも積立金額を1円残らず全て投資してくれますから、VTIやS&P500のような王道ETFに投資するならば、投資信託にした方が良いです。
- VTI→「楽天・全米株式インデックス・ファンド」
- S&P500→「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」
このあたりがおすすめです。
この米国株積立のサービスは利用価値無し?と思うかもしれませんが
利用するなら、投資信託にないETFや個別銘柄(アップルなど)を積立することです!
個人的に面白い積立対象は…
レバレッジETFです!
米国レバレッジETFで人気があるのは「Direxion デイリー」シリーズです。
特に人気が高いレバレッジETFは
- SOXL(半導体関連3倍ブル)
- WEBL(インターネット関連3倍ブル)
- TECL(テクノロジー関連3倍ブル)
レバレッジETFへの積立は賛否両論ありますが、自分のリスク許容度に応じた資金であれば購入してみても、良いのではないかと思います。
レバレッジETFは、リターンが大きいですからね(^▽^)/
少額で積立して当たればラッキーくらいの宝くじ感覚でならアリと思います。
レバレッジETFを積立シミュレーションしてみた。
「SOXL」「WEBL」「TECL」をそれぞれ積立シミュレーションしてみました。
▼積立シミュレーション条件
- 積立金額:毎月2万円(金額指定)
- 積立日:毎月1日
- 積立期間:過去10年(2012年1月1日~2021年12月28日)
※ドル円:130円換算
※取引手数料含まず(手数料約50円程度)
▼シミュレーション結果
銘柄 | 総資産 | 積立総額 | 利益 | 利益率 |
SOXL | 96,386,944円 | 2,339,857円 | 94,047,087円 | 4,019% |
WEBL | 705,793円 | 440,906円 | 264,887円 | 60.1% |
TECL | 58,007,785円 | 2,310,465円 | 55,697,320円 | 2,410% |
2022年4月23日時点での終値
- SOXL:24.45ドル
- WEBL:67.54ドル
- TECL:19.42ドル
▼SOXL資産推移グラフ
▼WEBL資産推移グラフ
WEBLはファンド設定日が2019年11月07日と若いので積立金額は少な目。
また、FRB金融引き締め懸念による2022年初からの下落で資産推移と積立総額(元金)が逆転しています^^;
▼TECL資産推移グラフ
毎月2万円の積立でこの結果とは驚きです^^;
宝くじを買うより儲かる確率は高いと思うので、月2万円だけハイリスクハイリターンな3倍レバレッジETFをご自身のポートフォリオに組み込んでも面白いと思います。
積立計画
面白そうなので、宝くじ感覚で積立してみようと思います(^▽^)/
◎積立銘柄には「SOXL」を採用!
自動車の自動運転技術などで使用される半導体需要は無くなることがないため、株価上昇の期待が出来ます。
◎積立金額は「毎月2万円」
「円貸決済」かつ、毎月2万円のうち楽天ポイントもすべて利用します!
自己資金を抑えてを軽くして、ポートフォリオの比率を下げています。
◎開始時期は「2022年1月3日~」
年始スタートでちょうど良いですね。
株価上昇により積立額を株価が超えた場合の対応
レバレッジETFですから、株価の上昇すればスピードは速く、積立額を超えてしまった場合の対応を考えました。
▼対応策は以下の通り
- 購入できなかった場合の金額2万円は翌月にプールして、購入できる月に積立
- 購入額との差額はプールする。
【例1】
1月:株価200ドル、2月:株価230ドルの場合(米ドル円:110円)
- 1月:200ドル×110円×掛け目10%=24,200円>20,000円(購入×)
- 2月:230ドル×110円×掛け目10%=27,830円<40,000円(1株購入)
購入できた2月からプールされた積立額の差をプールします。
◎40,000円-27,830円=12,170円(12,170円を翌月プール)
【例2】
1月:株価200ドル、2月:株価400ドル、3月:株価240ドルの場合(米ドル円:110円)
- 1月:200ドル×110円×掛け目10%=24,200円>20,000円(購入×)
- 2月:400ドル×110円×掛け目10%=48,400円>40,000円(購入×)
- 3月:240ドル×110円×掛け目10%=29,040円<60,000円(2株購入)
購入できた3月からプールされた積立額の差をプールします。
◎60,000円-29,040円×2=1,920円(1,920円を翌月プール)
ちなみに、SOXLは過去に株式分割したことがあります。
株式分割されたのは2021年3月で、1/15に分割されました。
分割前の株価は「約550ドル」でした。
$SOXL が1→15に、 $TECL が1→10に株式分割されるらしい。
分割後は(現在の株価だと)SOXLが1口37ドル、TECLが1口45ドル程度。
リバランスとかちまちまとした買付がしやすくなるので嬉しいですな。 pic.twitter.com/7VXJg6xdok— ユーハチ@アラフォー派遣社員 (@Q9U8D) February 6, 2021
550ドルだとなかなか手を出しにくいですよね。
分割されるから購入しやすくなるんですね(^^)
積立のお釣りはスポット購入する。
毎月2万円で積立設定しますが、どうしても2万円ぴったり使い切ることが出来ません。
買い切れかなったお釣りを毎月プールして、2万円貯まった時点でスポット購入します。
▼例
積立日 | 積立予定額 | 積立額できた額 | お釣り | お釣り合計 |
2022年1月 | 20,000円 | 16,193円 | 3,807円 | 3,807円 |
2022年2月 | 20,000円 | 15,900円 | 4,100円 | 7,907円 |
2022年3月 | 20,000円 | 14,174円 | 5,826円 | 13,733円 |
2022年4月 | 20,000円 | 14,604円 | 5,396円 | 19,129円 |
「積立予定額」-「積立できた額」=余り(毎月プール)
月ごとに余りを集計して、合計が20,000円に達した月にスポット購入する。
5月には余り累計が20,000円に達しそうなので、達したら5月にスポット購入する。
まとめ
楽天証券でも米国株積立がスタートして、投資の選択肢が増えました。
- 取引時間やタイミングを気にせず取引できる!
- 楽天ポイントも使えますから、自己資金を抑えて投資できる!
- 楽天証券×楽天銀行のマネーブリッジ(自動入出金)がとても便利!
- VTIやS&P500など投資信託にあるならETFの積立が良いと思う。
- 米国積立するなら投資信託にないETFまたは個別銘柄
- 積極的なリターンを狙うなら、3倍レバレッジETFの積立は面白いかも?
(リスク許容範囲内で、宝くじ感覚)
さあ、米国株の積立をしよう!!!
以上、【超便利】楽天証券で米国株積立&ポイント投資!禁断の3倍レバETF積立!でした!
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