こんにちは!こんばんは!みみかきです。@mimikaki256
マネーパートナーズで勤め先の持株を利用した代用有価証券で自動売買FXを始めました。
勤め先で持株会に参加していて、毎月一定額の自社株を積み立てています。
私の場合は自社株を買う特典として購入額に対して+10%割増で購入することが出来ています。
(会社によって異なります。)
しかし、デメリットとしてインサイダー等の法的絡みがあり、自社株は自由に売買できません。
そこで「持株をただ持っているだけではもったいない」「投資効率を高めたい」と思い、マネーパートナーズにて代用有価証券を利用してFXを始めることにしました。
◎この記事について
- 現金不要でFX自動売買ができる。
- 優待や配当も得ながらFX自動売買ができる。
- 運用利回りは約20%と高利回り。
こんな内容になっています。
運用成績
代用有価証券を利用したFX自動売買の運用成績を公開します!
※まだ利益は発生していません。
マネパの代用有価証券とは?


代用有価証券とは、保有している現物株を証拠金として扱える制度です。
また、優待や配当はそのまま受け取ることができます。
つまり、現金不要でFX取引が出来て、優待・配当も受け取れる一石二鳥の制度なのです!
代用有価証券の注意点
①証拠金として扱えるのは「現物株の評価額×70%」
例えば、評価額が100万円なら70万円が証拠金として利用することができます。
株の評価額が下がれば、証拠金も低下するため、フルに証拠金利用するのは危険です。
ある程度余裕を持って取引する必要があります。
また、FX取引中も売却ができます。
売却しても証拠金は下がることはなく、売却益がそのまま証拠金になります。
安心して株取引ができますね。
②パートナーズFX nanoは有価証券を代用することはできない。
パートナーズFXnanoは100通貨から取引できるFXですが、代用有価証券は利用できないとのことなので、大変残念ですね。
代用有価証券を利用するならパートナーズFX(10,000通貨から取引できるFX)を利用するしかありません。
今回はパートナーズFXで挑戦してみます。
代用有価証券のやり方
まず、マネーパートナーズの証券口座を開設する必要がありますが、そもそもFX口座が必要なので、まだない方はこちらから口座開設してください。
次に他社に有価証券をお持ちの場合は株式移管手続きを行い、マネーパートナーズに移管する必要があります。
移管する場合に移管先(マネーパートナーズ)の情報が必要です。
移管が終わると、メニューから売却を押すと、保有株一覧が見れます。
「移管」ボタンを押して、振替先預り区分「代用」を確認してください。




あとは移管完了を待つだけです。
代用有価証券のまとめ
ここで代用有価証券サービスをまとめてみました。
証拠金をFX利用しても優待や配当はそのままもらえる。
- 利用手数料は無料
- 利用できる証拠金は現物株の評価額×70%
株価が下がれば証拠金も下がる。 - FX取引中も売却可能で売却益が証拠金になる
- パートナーズFXnanoは代用有価で利用できない。
もし、塩漬け株や売却予定のない株を持っていたら積極的に代用有価証券制度を利用した方が資金効率が上がるのでぜひ検討してみてください。
運用する通貨は?
さて、ここからは運用の話です。
運用通貨は「ユーロポンド」にしました。
この通貨ペアは以下の特徴があります。
- 100pipsあたり総推移が高い(値動きが大きい)
- 高低差が狭い(レンジ幅が狭い)
⇒「自動売買に相性が良い通貨ペア!」
100pipsあたり総推移とは、「総推移÷高低差」で求められるものでレンジ内をどのくらい値動きしたのか?という指数になります。数値が高いほどよく値動きをしたことになります。


出所:マネースクエア
高低差とは、高値と安値の幅の広さを示す指数です。狭いと指数も小さくなります。


出所:マネースクエア
つまり、狭いレンジ幅でたくさん値動きするこの通貨ペアは自動売買と相性が非常に良いと言えます(^^)
設定と実績
今回簡単に売買できない勤め先の株を利用するため、利回りより安全性を重視した設定を目指しました。
利益はその次です。
◎設定


ただし、0.88の1本だけ利益幅は200pipsにします。
(理由は設定説明にて。)
◎ユーロポンドの設定説明
レンジ設定は過去のチャートから、2016年頃から狭いレンジ相場に合わせて、ローソク足が密になっているところで設定しました。
今回は売り注文のみで買い注文を合わせたハーフ&ハーフは採用していません。
チャートを更に逆上ると下方向には大きくレンジを外れているため、買い注文はリスクがあると考えました。


また、売り注文の場合プラススワップです。仕掛け本数を少なく、利幅を広くしたので、中期的に保有することになります。保有中に発生するスワップダメージを受けず運用できそうです。
運用資金については、代用有価証券の評価額に合わせて仕掛ける本数を3本にする予定でしたが、物足りなさを感じて1本追加しました。
設定時点の評価額なら足りていますが、保有株の下落を考慮し30万円ほど入金します。
利益幅は仕掛け本数が少ないため、広く設定しています。
ただし、0.88の利益幅は200pipsとしました。300pipsにすると決済が0.85にとなり、チャートを見るとほぼ底値なので決済されない可能性があるためです。
シミュレーションしてみた。
トライオートFXのビルダーに再度お世話になり、シミュレーションして利益等を確認してみました。
◎シミュレーション結果


利益幅 | 期間損益 | 年利換算 |
133pips | ¥411,133 | 20.6% |
200pips | ¥453,723 | 22.8% |
250pips | ¥533,417 | 26.8% |
300pips | ¥603,634 | 30.3% |
400pips | ¥612,835 | 30.7% |
◎シミュレーション画面


※0.88の利益幅は本設定と異なり、300pipsとしています。
設定を決めるまでの手順
どのようにして設定を決めたのかその手順を解説します。
①まず、証拠金を確認。
運用できる金額(証拠金)を確認しましょう。
まず、証拠金計算で必要な保有株の株価を過去のチャートから安値を探しました。
現在の株価で評価額を決めると株価が下がった時に証拠金不足になるため、過去の安値を証拠金計算の株価に設定しました。
私の場合は300円にしました。
※ご自身保有株にてご確認ください。
1株300円で証拠金を計算すると3,000株保有している場合、約90万円になります。
代用有価証券で利用できる証拠金は評価額×70%のため、63万円となりました。
②設定レンジと本数を決める
証拠金が確認できたら、次に証拠金内に収まるように設定レンジと本数を決めます。
Excelで自作した簡易シミュレーションを使い決めました。


緑枠に数字を打ち込むと運用資金が出てきます。
「証拠金 > 運用資金」になるようにしてください。
※私の場合は現金入金して証拠金を底上げしています。
良ければ置いておくので使ってください。
※必要資金等の結果を保証するものではありません。

③利益幅を決める
利益幅を決めるために収益シミュレーションをします。
収益シミュレーションはインヴァスト証券のトライオートFX(ビルダー)を利用させて頂きました。
2018年1月から現在まで収益シミュレーションすることが出来て、結果がグラフ化されているので見やすく使いやすいのでいつも利用させてもらっています。
※このシミュレーションのスプレッドや売買手数料等はインヴァスト証券の数値になるので、マネパとは異なります。参考程度としましょう。
設定が決まったらマネパで注文しましょう!
マネパの連続予約注文のやり方はこちら

まとめ
いかがでしたでしょうか。
常に売買しない長期運用の現物株を持っていたら、資金効率が上がるので是非やってみることをおすすめします。
私は少しでもプラスになればと言う感覚で、まったりと運用できればと思っています。
以上、マネパの代用有価証券を使った自動売買(連続予約注文)でした。
よければTwitterやっているのでフォローお願いします!